数百年前、お寺の修行僧の方々が疲れた体をほぐし合う時に
修行で合掌した手ではなく足を使った事が始まりと言われています。
患部に手を当てると痛みが和らぐことから呼ばれるようになったという「手当て」。
「手」には、昔から癒し効果があると言われています。その「手」以上に神秘的なエネルギーを放つのが「足裏」なのです。
このような言い伝えもあります。
かつて、お釈迦様は、病床のお父様の額に、自らの足の裏をあてがい治療されたというのです。
又、私たちは心が満たされたときに、「満心」ではなく、「満ちる足」と書いて「満足」という言葉を使いますが、不思議だと思いませんか?
「足」が生命力、エネルギーに満たされているとき、精神的にも肉体的にも最高の状態だとされています。
これらのことにより、足が満たされているときこそ、体が満たされているという考えから、「満足」という言葉が生まれたと言われています。
日々足を綺麗に保つ事こそ、肉体的にも、精神的にも最高の状態に保つ秘訣なのです。それは実り多い素晴らしい人生を送る為の秘訣でもあるのです。
足圧テラピーは、血液やリンパ液の流れを良くして自然治癒力を高める癒し効果の高い健康法です。
「自然治癒力」とは、自分の身体を自分で治す力のことです。
例えば、発熱時に自ら体温を下げたり、骨折した箇所が自然につながったりなど、人が本来持っている体を健康に保とうとする能力のことです。